人材を伸ばし、
人材を活かす会社として

若手時代の挑戦が今の私をつくる

当社には、若手に責任ある仕事を任せ、それを周囲がサポートする風土があります。その社風を体感した入社2年目のプロジェクトが今でも印象に残っています。

当時、徐々に仕事に慣れてきたものの、「私にはITスキルがまだまだ不足している」と感じていました。その時に上司から任されたのが、大手企業様向けの新規システム開発プロジェクトでした。走り出したばかりのプロジェクトで、チームメンバーは私の他に2名のみ。短期間でお客様の求めるアプリケーションを1から作り上げる必要がありました。

お客様の業務理解やシステムの開発経験が未熟な私にとって、この仕事は大きな挑戦でした。試行錯誤しながら都度、軌道修正して進めたため、プロジェクトが思うように進みませんでした。開発のメイン担当として仕事を一任されていたため、自分の考えでプロジェクトを進めることができましたが、重要なポイントは上司が常に状況を見守り、適宜アドバイスをくださいました。そのため、安心して新しい業務にチャレンジすることができました。

最終的に、周囲のサポートを受けながら、何とかプロジェクトをやり遂げました。苦労して作り上げたアプリケーションは、テレビやニュース等の報道で取り上げられ、自分の手がけた仕事が、世の中に認知されることに大きな喜びを感じました。この経験により、お客様の業務を踏まえてどのような提案をすべきか、効率的にシステムを開発するためにはどうしたらよいのか、お客様と開発者の間に立つSIerとしてどう立ち回るべきかを学びました。専門スキルだけでなく、自分で考えて動く力が身に着き、今の仕事にも活かされています。

社員ひとりひとりの活躍が、会社の力になる

現場での経験を経て、現在は人事部で新卒採用を担当しています。社内の様々な部署で働く若手と共に仕事をする機会も多く、積極的に新しいことへ挑戦する社員の姿は、私のモチベーションにもつながります。

当社は、全ての社員がモチベーション高く働き続ける環境づくりとして、女性の活躍推進やワーク・ライフ・バランス推進、健康経営の実践に取り組んでいます。私は昨年育児休暇を取得し、今年の4月から復帰しましたが、改めて当社の制度が充実していることを実感しています。こういった社内の雰囲気や働きやすい環境を踏まえ、いかに会社や仕事の魅力を学生の皆さんにわかり易く伝えるかということが、今の私のミッションです。